019  俳句の切れ字「や」「かな」「けり」の意味


俳句をやっていると、必ず、切れ字を使った方が良いと先輩に教わるはずです

切字の代表格は「や」「かな」「けり」で
大まかな意味は「・・・・だなぁ」という詠嘆(感動の声)です

「や」「かな」「けり」を使った代表的な句に、次のものがあります

荒海佐渡に横たふ天の河
さまざまの事おもひ出す桜かな
大根引大根で道を教へけり


切れ字は、俳句をグッと引き締める隠し味のようなもの
これにより、余韻が生まれますし、俳句らしくなります


最初のうちは、使い方や意味は分からないとは思いますが、気にせずにどんどん使っていきましょう
使っていくうちに使うポイントや、使い方などは自然と分かるようになってきます
”使って慣れる”ことが、一番の早道です

敷居が高くて使えない、という方がたまにいらっしゃいますが
使わなければ、いつまでたっても使い方を覚えることはできないと思います

俳句を5年経験したから、「そろそろ切字を使ってみよう」といっても、すぐに使えるものでもありません
恐らく、最初は誤った使い方をすることになるでしょう
俳句歴5年で、切字の使い方が滅茶苦茶であったら、恥ずかしいですし
周りの人は、その間違いを指摘することも出来ないと思います


初心者のうちの間違いならば、周りの人も「間違っても仕方がないよね」と思いますし
中には「こうやって使うといいよ」と親切に教えてくれる人もいるはずです

切字は、初心者のうちからどんどん使っていった方が良いと思います

















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