019  俳句の切れ字「や」「かな」「けり」の意味


俳句をやっていると、必ず、切れ字を使った方が良いと先輩に教わるはずです

切字の代表格は「や」「かな」「けり」で
大まかな意味は「・・・・だなぁ」という詠嘆(感動の声)です

「や」「かな」「けり」を使った代表的な句に、次のものがあります

荒海佐渡に横たふ天の河
さまざまの事おもひ出す桜かな
大根引大根で道を教へけり


切れ字は、俳句をグッと引き締める隠し味のようなもの
これにより、余韻が生まれますし、俳句らしくなります


普段使う言葉ではないため、最初のうちは、使い方は正しいのかな?と不安になりますが、気にせずにどんどん使っていきましょう
使えば使うほど、使い方のポイントが分かってきます
”使って慣れる”ことが、一番の早道です

敷居が高くて使えない、という人もいますが
使わなければ、いつまでたっても使い方を覚えることはできません
失敗を気にせずに使いましょう