「出る(でる)」は口語です
文語にあるのは「出づ(いづ)」か「出(づ)」です
文語 |
出づ(いづ) ダ下二 (で/で/づ/づる/づれ/でよ) ↓ ↓※出づ(いづ)の語頭の母音「い」が脱落した形 ↓ 出(づ) ダ下二 (で/で/づ/づる/づれ/でよ) ↓ ↓※出(づ)が下一段活用化した形 ↓ |
口語 |
出る(でる) ダ下一 (で/で/でる/でる/でれ/でろ・でよ) |
初心者にも分かる俳句の作り方、コツ、ポイントなどを紹介しています。
初心者につまづきやすいポイントの注意点、初心者によくある疑問や悩みの解決方法などを記事にまとめていきます。
実際に自分が勉強して解決していったことなどを中心に掲載していますので、初心者の方が俳句を作る際には役に立つと思います。
文語 |
出づ(いづ) ダ下二 (で/で/づ/づる/づれ/でよ) ↓ ↓※出づ(いづ)の語頭の母音「い」が脱落した形 ↓ 出(づ) ダ下二 (で/で/づ/づる/づれ/でよ) ↓ ↓※出(づ)が下一段活用化した形 ↓ |
口語 |
出る(でる) ダ下一 (で/で/でる/でる/でれ/でろ・でよ) |
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意味 |
構造 |
咲かぬ |
咲かない |
「咲く」の未然形「咲か」 + 打消しの「ず」の連体形「ぬ」 |
咲きぬ |
咲いた |
「咲く」の連用形「咲き」 + 完了の「ぬ」 |
「出(い)づ」と「出(い)ず」の、2つの表記がありますが
文語で俳句を作るときは「出(い)づ」を使います
「出(い)ず」は、歴史的仮名遣いの「出(い)づ」を、現代仮名遣いに従って表記したものです
歴史的仮名遣いの「出(い)づ」を、無理やり現代仮名遣いで「出(い)ず」と表記すると
いろいろな問題が生じてきますので、止めたほうがよいでしょう
文語・歴史的仮名遣いで俳句を作るときは「出(い)づ」を使います
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3音の季語 + 「けり」で終わりたい
4音の季語 + 「や」で始まりたい
5音の季語で名詞止をしたい
など、いろいろな場面があります
そんなときに、歳時記で季語を探すのですが
「おっ、この季語よさそう」と思っても、音数が合わないことがあります
一方で、音数を数えながら季語探しをすると、時間ばかりがかかてしまいます
音数順に季語が並んでいれば、何も考えずに3音や4音など
使いたい音数の中から季語を選ぶことができます
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音数でグループ分けされた季語は、季節の順で並べられています
各季節の中では、時候、天文、地理、生活、行事、動物、植物の順に並べられています
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