「新版 角川俳句大歳時記」って良いの?悪いの?

2023年に久しぶりに新版として歳時記が「新版 角川俳句大歳時記」発売されました
買おうかな?どうしようなか?と悩んでいる方もいると思います
5冊で3万円近い値段ですので当然だと思います
他の歳時記の数倍の値段ですので、私が実際に買って読んだ感想を、正直に書かせてもらいたいと思います
購入時の参考になれば幸いです



■作品
 5万句あるため、読みごたえがある
 新しい良い作品がある
 自分の感性に合う作家さんを知るきっかけになる
 一つの季語の例句が多いため参考になる
× 前回の「角川俳句大歳時記」と比較して、質の悪い作品が少し多い気がした

■取り回し
 辞書ほどの大きさのため、持ち歩きは現実的ではない
 結局、毎日使いの歳時記は持ち運びに便利なものになってしまう
× 何のための箱なのか分かりませんが、読むたびに箱から出すため面倒

■記事
 祭・神事などの行事が日ごとに一覧になっていて便利

■季語
 新かな・旧かなで併記してある
 新しい季語も入っているが、前回に比べてそれほどの変更はない。前回の「角川俳句大歳時記」を持っていれば、それで十分かも


  

★例句の難易度は?
例句に解説は無く、中級者以上の作品が多いので、初めて歳時記を買う方には少し難しく感じるかもしれません
3年以上俳句を続ければ、ほとんど読めるようになります


電子辞書に入っているか?
2023年度のカシオの電子辞書には、まだ「新版 角川俳句大歳時記」は入っていませんでした
電子辞書に入っていれば、本ではなくて電子辞書を買うという選択肢もよいと思います






 

 

 


 

新年









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