517 9音の季語は、ここに置くと作りやすい

 

 

9音の季語を置く場所

まとめ

9音の季語の紹介

ほかの音数の季語の置く場所(記事リンク)

音数から季語をさがせる本

 



■9音の季語を置く場所

季語はそれぞれの音数ごとに、置きやすい場所がある

その場所をあらかじめ知っておくと、俳句を作る過程がずいぶん楽になる

 

 

 

 

9音の季語は

先頭か最後に置いた方が良い

どちらに置くかは、実際に季語を置いたときに、季語がどのように切れるかを見ること

できれば違和感の少ない方に置くと良い

 

例えば「泰山木の花(たいさんぼくのはな)」という季語であれば

 

先頭に置くと「たいさんぼ / くのはな〇〇〇 / 〇〇〇〇〇

最後に置くと「〇〇〇〇〇 / 〇〇〇たいさん / ぼくのはな」

 

というように切れる

多くの人は

〇〇〇〇〇 / 〇〇〇たいさん / ぼくのはな」

の方が違和感は少ないはずだ

 

 

 

 

 

「ダイヤモンドダスト」という季語も見てみよう

 

先頭に置くと「ダイヤモン / ドダスト〇〇〇 / 〇〇〇〇〇

最後に置くと「〇〇〇〇〇 / 〇〇〇ダイヤモ / ンドダスト」

 

こちらも最後の方が良い

 

 

 

9音の季語は置けるところが極端に少なくなってくる

ただ、考えようによっては、先頭か最後のどちらかに置けばいいのだから、迷わないとも言える

実際に置いてみて、リズムの良い方で作ると良い

 

 

 

 

 

季語だけを頭に浮かべて、作り始めてもいいが、結構大変な作業になるはずだ

というのも、句を完成させるためには

「季語を置く場所」「五七五のリズム」「十七音の文字数」「詠む内容」など

考えることが沢山あるからだ

 

それらを考えて、パッと句を完成させることは、経験者だって難しい

 

 

そうではなくて、季語を置く場所を先に決めてしまう

そうすることで、もう

「季語を置く場所」は考えなくていいし

「五七五のリズム」を意識する場所は激減する

 

 

 

 

■まとめ

9音の季語を使う場合は

先頭か最後に置いてみて、リズムの良い方に置いた方が良い

そうすることで、俳句は圧倒的に作りやすいのだ

 

 

 

■9音の季語の紹介

9音の季語の一覧を載せたので、その季語で俳句を作ってみよう


 

 ↓クリックすると表示されます         

9音

蛙の目借時(かわずのめかりどき)、鞍馬の花供養(くらまのはなくよう)、吉野の花会式(よしののはなえしき)

9音

沖縄慰霊の日(おきなわいれいのひ)、泰山木の花(たいざんぼくのはな)、玉蜀黍の花(とうもろこしのはな)

9音

芝神明祭(しばしんめいまつり)

9音

春日万燈篭(かすがまんとうろう)、札幌雪祭(さっぽろゆきまつり)、ダイヤモンドダスト(だいやもんどだすと)、勤労感謝の日(きんろうかんしゃのひ)、正月事始(しょうがつことはじめ)、天皇誕生日(てんのうたんじょうび)

新年

9音

七福神詣(しちふくじんまいり)、新野の雪祭(にいののゆきまつり)






■ほかの音数の季語の置く場所(記事リンク)







■音数から季語をさがせる本


12,500語の季語を、音数順に並べた本があります




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