形容動詞で俳句を飾る

 
 
したたかに 水をうちたる 夕ざくら
 
上の句は、「したたかに」という形容動詞で一句を飾り立てている
形容詞や形容動詞は使わないほうが良いと言われるが、このように形容動詞を使っても素晴らしい俳句はある
参考にして俳句を作ってみよう
 
 
【参考にする方法】
例句は
「夕ざくらが水を打つ」
という一文があり、その間に「したたか」という形容動詞を加えて
「夕ざくらがしたたかに水を打つ」
という文にしている
 
これと同じように「何が(夕ざくらが)どうした(水を打つ)」という一文を作り
その間に形容動詞(したたかに)を入れて、面白い俳句を作ってみよう
 
 
 
 
作ってみる

    ↓

    ↓(何がどうしたの文を作る)

    ↓

夕ざくらが水を打つ

    ↓

    ↓(形容詞をいれる)

    ↓

夕ざくらがしたたかに水を打つ

    ↓

    ↓(語順を変える)

    ↓

したたかに水をうちたる夕ざくら

 

    ↓

    ↓(何がどうしたの文を作る)

    ↓

寒椿が風に散る

    ↓

    ↓(形容詞をいれる)

    ↓

寒椿がつややかに風に散る

    ↓

    ↓(語順を変える)

    ↓

つややかに風に散りたる寒椿