539 「鹿」の季語と子季語

 

季語の一つ「鹿」と、「鹿」に関連する語(子季語)を紹介します。

歳時記にも子季語は紹介されてはいるのですが、言葉の意味までは書かれていないことがあります。

それぞれの言葉の微妙な違いを知ることで、句作の表現の幅が広がるはずです。

 

 

鹿【しか】

シカ科の哺乳類。日本にすみ、ヤクシカ・ホンシュウジカなどの亜種があり、北のものほど大形

牡鹿(おじか)

おすの鹿

牝鹿(めじか)

めすの鹿

小牡鹿(さおしか)

おすの鹿。「さ」は接頭語

鹿の声

(しかのこえ)

交尾期に他の雄に挑戦する声で、遠くできくと哀調を帯びる

鹿笛(しかぶえ)

猟師が鹿をおびき寄せるために吹く、鹿の鳴き声に似せた笛。竹や角に鹿の胎児の皮やヒキガエルの皮を張る

 

 


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