多作多捨(たさくたしゃ)は、俳句の世界でよく使われる言葉です
俳句の上達のためには、作品を多く作り、駄作はどんどん捨てましょうという意味です
石田波郷は多作多捨を推奨するものの
多作多捨をする上での、間違いやすいポイントにも言及していました
多作については
「ただたくさん作り、たくさん捨てれば良い句ができるほど単純ではない。すべてに全身を晒し、全身で感じなければ良い句はできない」
多捨については
「捨てる方法でいちばん良いのは、ほかの人の目に晒される句会だ」
と述べています
ただし
「捨てられてもこだわりがある句は、そのこだわりを大切にするべき。感動やこだわりこそが俳句のコアなのだから」
とも言っています


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