342 良いと思う句が、年々変わるのは当たり前のこと



最初に良いと思っていた句が、一年後には良いと感じ無くなったり
逆に、その時に何とも思っていなかった句が、良いと感じるようになったりすることは、沢山あります


初めの頃は、どの俳句が良くて、どの俳句が悪いのか判断もできない状態です
それに輪をかけるように
自分が良いと感じていた句が、数か月の間に良くないと感じるようになったりすると
ますます、どの俳句が良くて、どの俳句が悪いのか分からなくなってしまいます

しかし、良いと思う句が、年々変わるのは当たり前のことなのです
このことに心配する必要はありません

良いと思う句が変わるということは
あなたの俳句を見る目がレベルアップしたということです
勉強をして、俳句の知識が高まるにつれ
俳句を見る目も変わってきます
それに伴って、自分が良いと思う句が変わることは当然のことなのです

つまり、良いと思う句が変わったということは
あなたの力が以前よりもついたということです


俳句を始めて一年、二年、三年と経過してもなお良いと思う句があります
それがあなたにとって、良い俳句、目指すべき俳句かもしれません