360 題材を最初に決めたら、俳句が作りやすくなった



俳句を作るうえで、最初に題材があると作りやすいと言えます
例えば、「音」という題材で俳句を作ろうと決めます
「音」で作るのだと考えながら、歳時記の季語だけを眺めます
「音」と「季語」を組み合わせるのです

歳時記を眺めていると、この季語なら作れそうだなと思うものが出てくるはずです

「音 + 桜」
「音 + 春風」

など、出てくるはずです
これらの組み合わせは、大概過去に「音」があった風景で感動した記憶が作者にあったはずです

桜のあった風景で、何らかの音があって感動したはずです
春風の中に、何らかの音があって感動したはずです

それを思い出して俳句にしましょう



俳句を作るときに、桜だけで作ろうと思っても、なかなか良い案は浮かびません
ただ、「音」という題材と、「桜」の2つの出来事がぶつかった風景で作ることになれば
かなり狭い範囲の出来事に絞られるため、作りやすくなります

俳句作りの参考になさってください