057 俳句を作るとき、季語の説明はしないこと



最初のうちは、どうしても季語を説明しているような句を作ってしまいがちです

「桜」であれば

桜がピンク色
桜は一斉に咲く
山に行って桜狩り
春の最初に桜咲く

などです

なぜ、季語の説明がいけないのかというと
季語の説明はそもそも辞書や歳時記がすることだからです

俳句の中で季語の説明をされても「なるほど」とは思いませんし
そのようなものを、読者は求めていないでしょう

読者が求めているのは、作者がその季語によって何を感じたのか、何に感動したのかです
それは、生命力かもしれませんし、美しさ、儚さ、新しい発見かもしれません
その感動したことを、感じたことを、読者も一緒に感じたいのです





まとめ

俳句では、季語の”説明”ではなく
季語を見たときの”感動”を歌います