作品の背景の話は“30秒以下”ですること

 

句会で作品の背景を長々と話す人がいますが

17音しかない俳句の背景を説明するのは、30秒ですみます

30秒以上の話はやめましょう

 

俳句の背景を聞くのは、あくまで背景に対して作品の表現方法が適切であるかを確認するためです

ですから、簡単に背景を話してもらえれば十分といえます

30秒以上話が続く場合は、90%以上無駄な話になっています

もしあなたがやっている場合はやめましょう。他のメンバーに迷惑が掛かっている場合があります

 

 

句会でメンバーが知りたいのは

 

その背景から、どのようにひねって、この俳句表現に達したのか

どのような考えで、その表現を選んだのか

どこに工夫があるのか

 

そう言ったことです

 

 

作品の背景を延々と語るのではなく、上記のポイントを絞って話をすると良いでしょう

このような情報であれば、メンバー同士で知識の共有ができます

メンバーから「それなら、こういう考えもあるよ」というアドバイスも貰いやすいでしょう

作品に至った過程を頭の中で整理することで、あなた自身の力にもなります

ぜひ、意識したい所です

 

 

では、作品の背景を延々と話すメンバーがいる場合はどうすればいいのでしょうか?

余りに酷い場合は、話を要約して終わらせてしまうのも手です

「この句は、○○の背景があって作られたのですね。ありがとうございます」

といって話をいったん終わらせます

 

その上で

「そこからどのようにこの俳句表現につなげたのですか?」

などと具体的に、俳句を作った時の考えに話をもっていくと、制作過程を聞くことができるでしょう

 

 

どのメンバーも、どうでもよい話を聞くために集まる訳ではありません

限られた句会の時間です、無駄に使わないようにしたいものです

 

 

 

 

 


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