観察を深くすること

 

俳句を詠むときは、深く観察をすること

例えば、天道虫のはねの星を詠むのであれば、星をよく観察をして、発見したことを最低でも10個は上げること

発見の数が多いほど、深い観察をしている、そう考えてもいいでしょう

 

深く観察をすると、様々なことが見えてきて、今までいかに自分が適当にものを見ているかに気が付きます

 

星は黒だと思っていたら、赤い星もある、黄色の星もあることに気づきます

星の数は6~8つくらいだと思っていたら、2個や多いものは20個近いものもいる

星は背中だけかと思っていたら、頭にも乗せているものもいる

すべて星形だと思っていたら、幾何学的な模様もある

 

観察すればするほど、今まで気がつかなかった気づき、誰も気がつかなかった気づきが見えてきます

それが新しい発見、新しい視点につながります

 

ぱっと見ただけで多くの人は俳句を作ります。それらの俳句はみな同じような視点になります

あなたは同じことを詠んではいけないし、そこから抜け出さなければいけません

 

少し深く観察するだけで、人とは違う視点を得られます

「その他大勢」の集団から、簡単に一歩抜け出せるのですから

詠もうとするものを深く観察する習慣はつけるべきです