524 「麗らか」の季語と子季語

 

日本には四季を感じさせる美しい言葉があります。俳句の世界では「季語」という名前で親しまれています。

ここでは、季語の一つ「麗らか」と、「麗らか」に関連する語(子季語)を紹介します。

歳時記にも子季語は紹介されてはいるのですが、言葉の意味までは書かれていないことがあります。

それぞれの言葉の微妙な違いを知ることで、句作の表現の幅が広がるはずです。

 

 ─ 春 ─


麗らか【うららか】

空が晴れて、日が柔らかくのどかに照っているさま

麗ら(うらら)

麗らかに同じ

うららけし(うららけし)

うららかである。のどかである

日うらうら(ひうらうら)

春の日が輝きわたって、万象のことごとく柔らかに明るく美しく見えわたる様

うらうら(うらうら)

日の光がのどかで明るいさま

 


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