「瀬戸内をしばし染めたる秋入日」
この句を見ると、何が→何を→どうした
というような説明になっています
具体的には
秋入日(が)瀬戸内(を)しばし染めた
という説明文になっています
このような説明句を作ってしまった場合は
他動詞を自動詞に変えてみると良いでしょう
実際にやってみます
「染める(他動詞)」を「染まる(自動詞)」に変えます
瀬戸内をしばし染めたる秋入日
↓
瀬戸内はしばらく染みて秋入日
他動詞では「瀬戸内を染める(何をどうする)」というように、それだけで説明的となってしまいます
自動詞を使うことで「瀬戸内が染まっている」という一つの事実に変わり、説明的ではなくなります
説明句を作ってしまった場合は
「他動詞を自動詞に変えられないか」
確認してみましょう


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