俳句を作るうえでは、すべての形容詞や感想を省略するぐらいの気持ちを持ちましょう
嬉しい、悲しい、美しい、といった感想を述べるのではなく
自分が感動したものを具体的に描写することが大切です
嬉しい、悲しい、美しい、などの心情を表す語は
形容詞と呼ばれ、最後が ”い” で終わるような単語が多いのですが
このような単語はあくまで主観的な感想であり、読者には関係のない情報ともいえます
美しいと言うのではなく
何が美しいのか
どう美しいのか
を具体的に描写して、鑑賞者に追体験をしてもらうことが大切でしょう
例えば、盆踊りの踊り子の指の動きが美しかったとします
盆踊り/美しきかな/指の反り
盆踊りの踊り子の指の動きが美しい
そんなことは、誰だって思うことである
重要なのは、中七の「美しい」が、どのように美しいのか
具体的に何故美しいのか、を書くことである


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