2019年6月13日木曜日

013 季語を2つ以上使うのはいけないこと?

季語が2つ以上ある句を、季重なり(きがさなり)と言います


季重なりが良いと思うか、悪いと思うかは、人それぞれです
わたしは2つくらいなら良いのではなかと思っています

ただ、17音しかない中で季語が2つあると、どちらの季語が句の中心になっているのか分からなくなる場合があります
そうならないように上手く句を作ることができれば、季語は2つでも良いと思います

では、一句の中に季語が3つある場合はどうか?
わずか17音の中に、季語が3つ「ボン・ボン・ボン」と入ってしまうと
単に季語(単語)が並んでいるだけとなってしまいます
そうなると、その句は何を言っているのか、さっぱり分からなくなる可能性があります


しかし中には、季語の3つ入った句もあり、次の句は歳時記にも取り上げられている有名な句です

「目に青葉山ほととぎす初鰹」

江國滋は「この句のほんとうの季語は、青葉でもほととぎすでも初がつおでもなくて『季節感』なのだ」と説明しています


俳句には自由さがあっていいと思います
季語が2つでも3つでも、それ以上でもいいとは思いますが

結局、それを鑑賞した人が、理解してくれなければ意味もないのだと思います










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