説明文のひとつ
「何を どうしたら どうなった」
を少し手直しするだけで、俳句になります
このブログを読んでいる人も、一緒にやってみましょう
まず、「何を どうしたら どうなった」の一文を書きます
例えばこんな感じ
① ナデシコを 摘んで手に持ったら そこに風が遊びにきた
② 金木犀を 持ち帰ったら 手に香りが残った
書けたら、先頭の語順を変えます
① 「ナデシコを」←交換→「摘んで手に持ったら」 そこに風が遊びにきた
② 「金木犀を」 ←交換→「持ち帰ったら」 手に香りが残った
次のようになります
① 摘んで手に持ったら ナデシコを そこに風が遊びにきた
② 持ち帰ったら 金木犀を 手に香りが残った
あとは五・七・五の音数に整えるだけ
① 摘みて持つ ナデシコに風 遊び来て
② 持ち帰る 金木犀や 手に香り
簡単に俳句になりました
この形で作られている名句を紹介します
鶏頭を 火に投げたら 根ごと立ち上がった
「鶏頭を」←交換→「火に投げたら」 根ごと立ち上がった
火に投げたら 鶏頭 根ごと立ち上がった
「火に投げし 鶏頭根ごと 立ち上がる」
いきなり俳句の完成を目指すのは至難の業
ただ、今のように手順を踏めば、簡単に俳句になります
俳句作りに慣れていない人は、参考になさってください


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