俳句を作っていると、次のような説明句が大量発生します
見られれば 空に逃げ行く 目白かな
指出せば そっと乗り来る 赤とんぼ
〇〇〇〇ば(~すれば) 〇〇〇〇〇〇〇〇〇(どうなった)
という、典型的な説明句
このような時は、「は(ば)」を「を」に変えれば、説明が解消される
見られれば 空に逃げ行く 目白かな ↓ 見られしを 空に逃げ行く 目白かな
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風吹けば 揺れて応える芒たち ↓ 風吹くを 揺れて応ふる 芒かな
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私たちは
○○〇〇ば(~すれば) 〇〇〇〇〇〇〇〇〇(どうなった)
という説明をするのは慣れている
なので、説明をしてから
「は(ば)」を「を」に変えた方が
簡単に俳句が作れるでしょう
「俳句が上手く作れない」
「俳句を作っても説明句になってしまう」
そんな悩みのある人は、まずは説明句を作ってから助詞の「は(ば)」を「を」に直す
という逆転の発想で、作ってみましょう


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