月・鳥・花・山・男・彼
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「光り」と書いた場合は、動詞になります
動詞が名詞化したものは、もとの語の送り仮名の付け方に準じます
動く(動詞) → 動き(名詞) 走る(動詞) → 走り(名詞) 泳ぐ(動詞) → 泳ぎ(名詞) |
正しさ・重み・憎しみ・惜しげ |
できれば、ルールに従って送り仮名を使った方がいいと考えます
を無視して俳句を作ると、俳句の意味が変わってしまうことがあるからです
畦に腰据えて寂しや山椒売り(動詞)
下の句は、「畦に腰を据えて寂しいなぁ。山椒を売りながら」という意味になります(作者が山椒売っている景)
小説であれば送り仮名に誤りがあっても、前後の流れから読者は過ちを修正して読んでくれます
しかし、俳句は十七音しかないため、一音の違いで取り返しのつかない意味の違いを生んでしまいます
先に示したルールを基準にし、その上で更に注意しながら使うことが求められるのではないでしょうか