句集『小さな花』の紹介


 






8人の合同句集
1人自薦45句、合計360句

220回続いた句会で、8人の作者が日本の四季の自然を詠み、自然に心情を重ねながら一文字一文字ていねいに作った作品集です
感動した作品が多く、読み応えのある充実した句集です
また、分かりやすい作品が多く、俳句に慣れていない人にも読みやすい内容となっていると思います

【収録俳句より】
明日ひらく辛夷は力ゆるめたる
道化師の顔に散りゆく桜かな
やはらかき大和ことばや梅ふふむ
石鹸玉生まれてすぐに出会ふ風
一人居の雛を飾りて時たぐる
山茶花の散りて根元を優しくす
朱の上皆が主役のひな祭り
雲までも赤く染めゆくななかまど