詠む事柄は、絞って絞って一つに絞ろう!!

これは重要です!
「俳句を詠むときは、一つの事柄だけに絞りましょう」

例えば
「今日はるんるん気分で帰り道を歩いていたら、桜が咲いていた。桜を見ていたら鳥が3匹やってきた。3匹は常に仲良さそうにしていて、たまに、蜜を吸ったり鳴き合っていて可愛かった」
これを俳句に詠みたい、という人がいます
正直、これを十七音の中に全てを入れるのは無理があります
無理やり詰め込むことができても、結局はごちゃごちゃしてしまい何を言いたいのかが分からない句になってしまいます
ですから、俳句を作るときは、この中から一つの出来事を選んで、それだけを詠みましょう
一つの出来事というのは、今回でいえば
「桜が咲いたこと」
「桜に鳥が3匹来たこと」
「3匹来の鳥が仲良さそうだったこと」
「鳥が桜の蜜を吸ったり、鳴きあったりしていたこと」
などです
これらのことを、一句で読みます

俳句は十七音しか使えません
ですから、言いたいことを絞って絞って、一つだけに絞って、それを詠みます
その方が、読者に強く響く俳句になります
句の内容が鮮明になって、ぐっと良い作品になります

是非、意識してみてください