季語や子季語の中には、「の」が含まれるものがあり、使うときには注意をしましょう
「夏の川、夏の朝、夏の山」などの使い方はよいのですが、問題は次の使い方です
〇「花冷え」
×「花の冷え」
このように「花冷え」という言葉に「の」を付けて、「花の冷え」などとしてしまうことです
「花冷え」の意味は、花が咲くころに生じる寒さのこと
「花冷え」に「の」を付けて、「花の冷え」にしてしまうと、花が冷えたという意味になってしまいます
音数を合わせるために、つい季語の中に「の」を入れてしまうことがあるのですが
「の」を入れることで意味が変わってしまわないか、使うときには必ず確認をした方がいいでしょう


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