俳句を始めたばかりの人は、歳時記を見て、実際に自然に触れたときに、こんなにも多くの自然が周りに溢れていたのか、と感動をしたはずです
そして、その感動を一つも余さず詠んでみたい、とも思うのではないでしょうか
この気持ちは、今後絶対に忘れないようにしたほうがいいと思います
俳句に数年慣れ親しんで、句会の選評などを受けると、次第に「どのように表現するべきか」といった技巧ばかりに意識が向いてしまいがちです
それも大事なのですが、それよりもやはり自然を見た時に、素直に感動できる心
その感動を詠みたい、という気持ちの方が大切です
きっとその気持ちがあれば、いつまででも俳句は続けていけます
表現は人によって遅速はありますが、続けていれば少しずつでも必ず上達します
しかし、感動できる心、これを詠みたいとワクワクできる心だけは、(恐らく多くの人が)少しずつ小さくなっていってしまいます
ですから、何かにつけて、初心の頃を思い返して、その気持ちを忘れないようにしたほうがいいと思います


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