季語の一つ「蛍」と、「蛍」に関連する語(子季語)を紹介します。
歳時記にも子季語は紹介されてはいるのですが、言葉の意味までは書かれていないことがあります。
それぞれの言葉の微妙な違いを知ることで、句作の表現の幅が広がるはずです。
蛍【ほたる】 |
甲虫目ホタル科の昆虫の総称。ゲンジボタル・ヘイケボタル・ヒメボタルなど。一般に体は楕円形で軟弱、全体に黒色で胸の部分が赤い。腹部に発光器をもち、暗い所では青白い光を放つことで知られる |
初蛍(はつぼたる) |
その年初めて見られる蛍 |
蛍火(ほたるび) |
蛍の出す光。また、そのようなわずかに残った火 |
源氏蛍(げんじぼたる) |
ほたるの一種で、大形のもの。体長約一五ミリ。成虫ばかりでなく、さなぎも幼虫も卵も光る。幼虫は清流に住み、巻貝を食べる |
夕蛍(ゆうぼたる) |
夕方から光だす蛍 |
蛍合戦(ほたるがっせん) |
交尾のために多くの蛍が入り乱れて飛ぶこと |
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