522 「苜蓿」の季語と子季語

 
 
日本には四季を感じさせる美しい言葉があります。俳句の世界では「季語」という名前で親しまれています。
ここでは、季語の一つ「苜蓿」と、「苜蓿」に関連する語(子季語)を紹介します。
歳時記にも子季語は紹介されてはいるのですが、言葉の意味までは書かれていないことがあります。
それぞれの言葉の微妙な違いを知ることで、句作の表現の幅が広がるはずです。
 

苜蓿【うまごやし】

まめ科の越年生植物。茎の下部は地にはい、上部は直立する。葉は三つ葉で、クローバーに似ている。晩春、黄色の小花を球状につける
苜蓿(もくしゅ) ウマゴヤシの事
クローバ(くろーば) シロツメクサの別名
紫うまごやし
(むらさきうまごやし)
アルファルファの別名
クローバー(くろーばー) シロツメクサの別名
しろつめくさ
(しろつめくさ)
しろつめくさマメ科の多年草。茎は地をはい、3枚の小葉からなる複葉。夏、葉の付け根から花柄を伸ばし、白い小花を密集してつける
オランダげんげ
(おらんだげんげ)
オランダげんげシロツメクサの別名