まず、ハッとした瞬間を
「何(動物)が 何を どうした」
という説明文で書き出しましょう
(このブログを読んでいる人も、一緒にやってみましょう)
例えばこんな感じ
① 鶯が 梅の蕾を 落とし行く
② 蟷螂が 鎌の刃先を 舐めている
作れたら、後ろの語順を変えます
① 鶯が 梅の蕾を ←交換→ 落とし行く
② 蟷螂が 鎌の刃先を ←交換→ 舐めている
次のようになります
① 鶯が 落とし行く 梅の蕾を
② 蟷螂が 舐めている 鎌の刃先を
あとは五・七・五の音数に整えるだけ
① 鶯の 落としてゆきし 梅の雷(らい)
② 蟷螂が 舐めし己(おのれ)の 鎌の先
簡単に俳句になります
この形で作られている名句もあります
色鳥が 羽根を一枚 残していった
色鳥が 「羽根を一枚」←交換→「残していった」
色鳥が 残していった 羽根を一枚
「色鳥が 残してゆきし 羽根一つ」
いきなり俳句の完成を目指すのは至難の業
ただ、今のように手順を踏めば、簡単に俳句になります
俳句作りに慣れていない人は、参考になさってください


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