464 俳句本の紹介です「俳句表現は添削に学ぶ」

 

 

 

俳句表現は添削に学ぶ 鷹羽狩行

 

季語・季感の捉え方、てにをはの使い方、切れの使い方など

添削を例に解説されています

例句をもとに解説がされているので、理解しやすくなっています

 

 

このような本は、俳句表現の注意点、問題点、間違いやすいポイントなどを勉強するためのもの

何度も繰り返し読むことで

「あぁ、こういう作り方はいけないのか」

ということを身につけることが目的です

 

このような事が分かって初めて

「自分の俳句の、この作り方はいけないのだな」

ということが、おぼろげながら見ることができるようになります

 

「自分の俳句の悪いところ」が分かるようになって初めて

自分の俳句を添削する作業に移れます

この順番を間違えてはいけません

 

 

「本を読んだけど、同じように添削なんてできないじゃん」

と思ってしまう人がいます(始めたばかりのわたしがそうでした)

いきなり添削なんてできるはずがありません

添削以前に、どこが悪いのかを見つけ出さなければいけないのですから

 

そのために、このような本を沢山読んで、知識を積み重ねてゆきます