453 形容詞の活用でク活用とシク活用の判別方法

 

 

俳句をやっていると、この単語は「ク活用」だったかな?「シク活用」と

分からなくなることがあります

ここでは、見分ける際の簡単なポイントを紹介します

 

 

 

ク活用とシク活用では、次の違いがあります

 

 

ク活用は

 

「赤し」「高し」「良し」「浅し」など事物の性質や状態を表す語が多い

 

現代の言葉に直すと

「赤い」「高い」「良い」「浅い」のように、語尾が「い」で終わる

 

「なる」を付けると、「くなる」となる

「赤くなる」「高くなる」「良くなる」「浅くなる」

 

 

 

シク活用は

 

「楽し」「悲し」「愛し」「美し」など心の動きを表す語が多い

 

現代の言葉に直すと

「楽しい」「悲しい」「愛しい」「美しい」のように、語尾が「しい(じい)」で終わる

 

「なる」を付けると、「しくなる」となる

「楽しくなる」「悲しくなる」「愛しくなる」「美しくなる」

 

 

 

 

 

使おうとしている単語が、「ク活用」か「シク活用」か分からなくなったときは、思い出してください