341 俳句では個性を出しすぎてはいけない理由



新しい俳句を作るために、個性を出そうと頑張ろうとする人がいます

個性的な視点を追求するのなら良いのですが
個性的な表現を追求すると、殆どが失敗します

表現の中で個性の強さを出そうとすると
単なる独りよがりで終わります


表現上の個性を強く出した句は、ぱっと見た瞬間は珍しくも感じますが
万人に分かりやすい、受け入れられる句からは遠く離れるため
結果的に作品の価値を落としてしまうことにも繋がります


個性的な表現ではなく、その人にしかできない個性的な視点で
句を作れるように意識した方が良いといえます