394 句会、結社、俳句大会、どれも力を抜かないこと



句会、結社、大会のどれが重要で、どれが手を抜いて良いというのではありません
どれも力を抜かないことが大切です
ひとつひとつが自分の能力を試す場です
手を抜いたものを出す癖はつけない方がいいと思います
とても大変なことですが、一つ一つ悔いのない句を出すことが大切です

これは経験則から言えることですが、そういう句は、そのとき採用されなくても後々、違う場面で評価の声が聞けます
「こんなに頑張ってもどうせ評価されないのだろう」とか
「結果を見ればいつもの先輩ばかりで、結局出来レースじゃないか」と思うことはあるかもしれません
しかし、腐らずにそのときのベストを作れば、その句は自分のストックになります
そのときのベストはそのときにしか出せないですし、2020年には2020年にしか作れない自分の人生の味があります
それは表現や視点、思想や哲学などが混ざって、今しか紡げない言葉なのだと思います
それを残すために、腐らず俳句を作り続けることが大事です