俳句を作っていると、知らず知らずのうちに説明的な表現を使ってしまいます
例えば
「コスモスは赤い」
「コスモスが揺れている」
といった表現です
これは単に季語を説明しているだけにすぎません
誰が見ても、そんのようなことは分かりますので、いまさら俳句で言ってみたところで
「だから?」と思われてしまいます
作った俳句を見直した時に
季語の説明をしているようであれば、説明的な表現を直さなければいけません
では、どのように直せばよいのか、ですが
コスモスが赤い
というように作ってしまった場合は
コスモスが(どのように)赤いのか
コスモスが赤いことで(どうしたのか)
という視点で作り直すと良いでしょう
「コスモスが赤かった」だけでは説明でしかありませんが
「コスモスがどのように赤かったのか」
「コスモスが赤い事でどうしたのか」となると
コスモスの赤さの本質を表現することになります
視点を少し変えるだけで、俳句はぐっと良くなるはずです


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