俳句を鑑賞していると「~すなる」という単語がでてくることがあります
次の句も「すなる」使われています
筒鳥を幽かにすなる木のふかさ
「すなる」は、「~をするようだ」という意味です
す(~をする)+なる(「なり」の連体形で、~のようだ)
ですので、木の深さは筒鳥を幽かにするようだ、といっています
俳句は17音しか使えないため
「~をするようだ」と言ってしまうと、それだけで6音を使ってしまいます
「すなる」を使えれば、3音で済みます
俳句作りに慣れてきたら、いろいろな言葉の使い方をマスターすると
表現の幅が広がるでしょう


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