359 俳句の作りかた -好きな句の雰囲気を真似る-



俳句を作るうえで、好きな句を真似て勉強をすることも大切です
まず、自分の好きな句を、歳時記の中から一つ選びましょう

例えば「晴天に音を消したる雪崩かな」

この俳句から感じる、風景や音と言った雰囲気を
頭の中に想像し、しっかりと刻み付けます
雰囲気を頭の中に刻み付けたら
その状態で「別の季語だったらどうなるか」を考えてみます

歳時記の季語を眺めていると、この季語なら!
というものがあります
それで俳句を作りましょう

当然、次のように「季語以外は全部同じ」では駄目です
これではただの盗作となってしまいます

「晴天に音を消したる雪崩かな」
「晴天に音を消したる雲雀かな」



例句の雰囲気を土台にして
別の季語で、別の俳句を作ってみましょう