俳句大会で入選するためには、自分の俳句の中から良い作品を選び出す必要があります
これを自選力といいます
自選力を鍛えるのは厄介で、多くの先輩方も苦労しています
ここでは、どうすれば自選力を鍛えられるのかを解説します
自選力が鍛えられれば、大会に入選できそうな良い作品を選ぶことができるようになるはずです
自選力を鍛えるためには、次の2つが必要です
■ 沢山の俳句を鑑賞する
鑑賞すればするほど、数に比例して自選力も高まります
例えば、今までに油絵を数枚しか見たことがない人と、世界各国の1万枚の油絵を見てきた人とでは、目の前にある油絵の良し悪しを、どちらが正確に評価できるでしょうか
当然、多くの作品に接してきた人が正しい評価を出せるはずです
俳句も同じです、多くの俳句に接してきた人の方が、自選力は高まるのです
■ 講評で力を磨く
句会では、人の俳句に講評を述べる機会があります
講評は、作品の良し悪しを理解して、自分の頭の中で整理しなければ、述べることはできません
これほど格好の勉強はありません
講評をやればやるほど、自分の中の判断基準、価値基準が明確になってきます
必ず自選力に繋がります
以前にも記事に書いたのですが、句の講評で次の発言をする人がいます
絶対にやめたいものです
「わたしもこのような経験があるので、この句を選びました」
これは講評ではありません
ただの経験の有無です
経験の有無は、小学生でも、俳句をやったことのない人でも言えます
経験が有ったか無かったかを1万回述べてみても、自選力は1ミリも強化しません
>>> 講評の際の注意点を記事にしてます
以前にも記事に書いたのですが、句の講評で次の発言をする人がいます
絶対にやめたいものです
「わたしもこのような経験があるので、この句を選びました」
これは講評ではありません
ただの経験の有無です
経験の有無は、小学生でも、俳句をやったことのない人でも言えます
経験が有ったか無かったかを1万回述べてみても、自選力は1ミリも強化しません
>>> 講評の際の注意点を記事にしてます
自選力を”鍛える”のとは、少し違うのですが・・・
自分の作品の中から提出作品を選ぶ際に、3カ月以上寝かせて、作品を忘れたころに選ぶことが有効だったりします
そのとき、自分の作品ではなく、他人の作品を選んでいるように、客観的に作品を見て選ぶと良いでしょう


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