初心者の中には、旧仮名を理解していない人もいると思います
先輩方の旧仮名の作品を見ると
「どうしよう、自分はまだ旧仮名を理解できていないよ」
と焦ってしまうかもしれません
俳句の大会を見据えたときに
「旧仮名が使えていないのだから、応募をしても駄目だろうな」
と弱気にもなってしまうかもしれません
しかし、旧仮名が使えなくても弱気になる必要はありません
旧仮名でなくても、俳句大会は入選します
実際に「第21回 NHK全国俳句大会受賞作品」で入賞した三作品で
旧仮名の俳句は、最後の一つだけです
雀には雀の丈の秋の空
三回で大なわとびの音になる
淡き日を拾ひ拾ひて秋の蝶
＞＞＞第21回 NHK全国俳句大会受賞作品
重要なことは「旧仮名が使える」ではなくて「良い視点の俳句を作れるか」です
これは、素人もベテランも関係ありません
良い視点の材料に巡り合えるチャンスは、みな平等です
それに気が付くか気が付かないか、だけの問題です
旧仮名がまだ使えないからといって臆することはありません
どんどんと俳句大会に応募をして、自分の実力を試して行きましょう