俳句は創作である以上、人とは違う発想で作ることを常に意識しなくてはいけません
違う発想で作るためには、前段階として、素材や対象から得る感動も人とは違うことが望ましいでしょう
素材や対象から得る感動も人とは違うようになるためには
様々な経験や知識を積むことが有効ではないかと思います
例えば、虹を見たとき
様々な経験を虹の下でしてきた人にとっては、ほかの誰よりも、一つの虹から
豊かな感情を呼び起こすことができるはずです
また
虹の出る条件、なぜ虹の下は明るいのか、虹の探し方を知っている、虹が七色になる理由など
虹に対する知識のある人は、知識のない人に比べて、感動する要素は格段に増えるはずです
いろいろな経験をし、いろいろな知識をつけることは
人が感じない、人が気づかない感動を得ることにもつながります
そのような感動から作られた俳句は、その人だけの自分らしい俳句になるでしょう
経験や知識なんて無理だ、という人もいるかもしれません
無理ということはありません
難しく考える必要はありません
いま自分が好きなこと、はまっていることに目を向けてください
それらのことは、ほかの誰よりも経験が豊富ではありませんか?
ほかの誰よりも知識が多くありませんか?
いままさに、あなたが好きなことをやっている時に感じた感動は
あなたにしか感じることのできない、特別なものであるはずです
その時の感動を、その時の体験を俳句にしてみてはどうでしょうか?
きっとあなたにしか作ることができない、自分らしい俳句が生まれるはずです


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