444 「雲雀」の季語と季節について



一般的に雲雀(ひばり)と言えば春の季語です
ただ、雲雀(ひばり)に関連する季語は沢山あり、歳時記を見ても、意味が書かれていないものもあります
中には、虫なのに雲雀という名がついている季語もあり、混乱してしまいます
ここでは、「雲雀」に関連する季語をまとめています
俳句を作る際の参考になさってください


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雲雀(ひばり)
麦畑などに巣をつくり、春の空高く舞い上がって一日中のどかに囀る
スズメより少し大きい
囀りながら空に揚がる雲雀を揚雲雀
空から急降下する雲雀を落雲雀という



告天使(こうてんし)
ヒバリの別名



初雲雀(はつひばり)
その年に初めてみるヒバリ



揚雲雀(あげひばり)
囀りながら空高く舞い上がっているヒバリ
旋回しながら舞い上がっていく
昔は、飼いならしたヒバリを空に向けて放ち、高さとさえずりを競わせる遊びがあった



落雲雀(おちひばり)
空に舞い上がったヒバリが、一転急降下するもの



朝雲雀(あさひばり)
朝方に飛び回る雲雀



夕雲雀(ゆうひばり)
夕ぐれに飛び回る雲雀



雲雀野(ひばりの)
雲雀の飛び回る野原



雲雀笛(ひばりぶえ)
雲雀の鳴き声を出す竹製の笛
子どもの玩具
もともとは雲雀を呼び寄せ、捕まえるためのものだった



雲雀の巣(ひばりのす)
地表に巣をつくり、子育てする
日本各地でみられる
ヒバリは巣から離れたところで舞い上がったり降りたりするが、これは巣の位置を人や動物に悟られないようにするためとも










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夏雲雀(なつひばり)
夏羽に変わる頃の雲雀を言う
飛び方も速やかではない



練雲雀(ねりひばり)
陰暦六月のころ、羽毛の抜けかわったひばり
「ねり」とは毛を換えること



岩雲雀(いわひばり)
スズメ目イワヒバリ科の鳥
背面はくすんだ灰黒色
本州の高山の岩場にすみ、美声でさえずる







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冬雲雀(ふゆひばり)
寒雲雀(かんひばり)
冬の暖かい日に見られるヒバリ
春先のように天上高く揚がることはなく、低く飛び回りながら鳴く






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注意の必要な雲雀





草雲雀(くさひばり)
金雲雀(きんひばり)
コオロギ科の昆虫
体は茶褐色で、長い触角をもっている
草の間にフィリリリリと澄んだ音色で鳴く
雲雀のように美しい声で鳴くことから



朝鈴(あさすず)
草雲雀の別名
関西では、朝鈴という



田雲雀(たひばり)
セキレイ科の鳥
羽色は褐色で、全長16センチくらい
歩くとき尾を上下に振る



畦雲雀(あぜひばり)
溝雲雀(みぞひばり)
土雲雀(つちひばり)
川雲雀(かわひばり)
犬雲雀(いぬひばり)
田雲雀の別名









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