322 句会などで講評をする際に注意したいこと





句会に参加すると、自分が良いと感じて選んだ句に対して
何故その句を良いと感じたのか、自分の考えを言わなければなりません

この時に注意したいことなのですが
「私もこんな経験がありました」という発言は、極力控えたほうが良いといえます
これではただの自分の経験の有無を述べているに過ぎないからです

経験の有無だけを述べるのであれば、俳句の無経験者はもとより
小学生や幼稚園児でも言えることではないでしょうか



また、自分が選んだはずの句に対して、適当な感想を述べて済ませてしまう人がいます
「なんとなく良かった」
「季語が想像できて良かった」
など、具体性のない言葉だけで済ませてしまうのです
このような講評も、良いとは言えません


そもそも講評というのは
「理由を示しつつ良い点や悪い点を指摘すること」です
ですから、自分はこの俳句の○○の部分が○○の理由で良いと感じて選びましたと
言わなければならない筈です



自分の意見をアウトプットすることは、大変な作業です
この句の何が良かったのか、を発言するためには
頭の中にある情報や考えをいったん整理する必要があるからです

今まで鑑賞してきた句、文語文法、助詞の使い方、表現方法、季語の使い方など
自分の頭の中にある情報を整理しなければ、アウトプットはできません


句会で講評が今でも続いている理由は
講評をすることによって、知識の定着がはかられ、実作の力が蓄えられ
何よりも、人の句を選ぶことがそのまま自選力の強化につながるからではないでしょうか


たかが講評なのかもしれませんが、一つの講評も疎かにしないことが
自分の力を高めることにも繋がるのだと私は思います


講評をする際は
「なぜ自分はその句を良いと感じたのか」
「○○の部分が○○の理由で良いと感じたのだ」
自分の意見で述べられるようにしたいものです






ある先生は、講評では次のポイントに沿って発言をすると良いと言っています

①季語の生かされ方
②独創性
③取り合わせ
④表現の仕方


このポイントに沿いながら
「自分は○○の理由で良いと思った」と答えましょう



















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