292 主語は誰かを明確に




俳句を作るときは、必ず主語は誰であるのか
主人公が誰であるのかをはっきりわからせるようにしましょう


主人公があいまいである句は、句意を正しく伝えることができません
例えば固有名詞が複数あると、どれが主となっているのか読み手は分からなくなってしまいます


大空に鷹飛び川に鮭跳ねる


空、鷹、川、鮭と、固有名詞だらけです
これでは何を言っているのか分りませんよね


固有名詞をなるべく少なくし、主人公が何なのか
それは読み手に伝わるのか、必ず確認する癖をつけましょう


固有名詞:地名、人名など、それ以外に存在しない一つのものを表す名詞