2019年11月8日金曜日

244 「梅」の季語と季節について


梅に関する季語をまとめています


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■まず初めに

梅といえば初春の季語です
梅には様々な子季語があり、理解しづらい部分もあるので、それぞれの意味の違いをまとめました
意味の違いを知ると、俳句作りも楽しくなるはずです

また、梅だけではなく、「梅」という文字の入った季語も、一緒に紹介します





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■春




梅(うめ) 初春
早春の寒気の残る中、白色五弁の花を開く
気品ある清楚な姿は、古くから桜とともに日本人に愛され、多くの詩歌に詠まれてきた
早春の季節に甘い梅の香りを漂わせて人々を楽しませる



白梅(はくばい)
白色の花をつけるウメ
実際は枝の断面が白いウメを白梅と呼ぶ



紅梅(こうばい)
赤色の花をつけるウメ
実際は枝の断面が赤いウメを白梅と呼ぶ



好文木(こうぶんぼく)  
ウメの別名
晋の武帝が学問に親しむと花が開いたことから



花の兄(はなのあに)
ウメの別名  
他の花に先立って咲くところから



春告草(はるつげぐさ)
ウメの別名 
まだ雪が残るような季節、百花に先駆けて花開くウメ



匂草(においぐさ) 
ウメの別名 



風待草(かぜまちぐさ)
ウメの別名 
東風を待って咲くことから
昔から春は東からやってくると信じられていた




野梅(やばい)  
野に咲くウメ。野生のウメ




梅が香(うめがか)  
梅の花のかおり



梅暦(うめごよみ)  
暦がわりにする梅の花
梅の花の咲くのを見て春を知ることができる




梅の里(うめのさと)  
梅の生えている里




梅の宿(うめのやど)
ウメを見ることのできる宿



梅見(うめみ)
ウメの花を眺めて楽しむこと

探梅(たんばい)
梅林で梅の花を観賞して歩くこと



観梅(かんばい)
梅の花をながめて賞すること



梅見茶屋(うめみじゃや)
梅林中に設けられる茶屋


  
金縷梅(まんさく、きんろばい)、金縷梅の花(まんさくのはな)
北国の春を告げて最初に咲くことから「まんず咲く=まんさく」と名が付いた
山地に自生する
花は黄色または赤の細長い花弁で、ねじれた紐のような咲き方をする









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■夏





青梅(あおうめ)、梅の実(うめのみ)、実梅(みうめ)
熟さない梅の実をいう




梅干(うめぼし)
梅を塩漬にしたものを、土用の頃1度日に干して梅の果肉を軟らかくし、再び梅酢で漬けた保存食品



梅酒(うめしゅ)
梅の実を焼酎に漬けて造る果実酒





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■冬



冬の梅(ふゆのうめ)  
早咲きのウメ
冬のうちから咲き始める



寒梅(かんばい)
寒中に咲く早咲きのウメ
冬よりも、より寒さの厳しさを感じる



初名草(はつなぐさ)  
カンバイの別名
他の花に先駆けて咲くことから




寒紅梅(かんこうばい)
寒中に咲くウメの一品種、八重の紅梅



冬至梅(とうじばい)
野梅性の早咲き品種
冬至のころから白い花で咲きはじめる



臘梅(ろうばい)
ロウバイ科ロウバイ属の落葉低木
高さ二~三メートル
葉が出る前に作りの梅を思わせる黄色い花が薫り高く咲く
梅とは違う



唐梅(からうめ)
ロウバイの別名




南京梅(なんきんうめ)
ロウバイの別名

















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