180 俳句 切字「ず」の意味と接続



ず  本活用 (ず・ず・ず・ぬ・ね・〇)      特殊型
    補助活用(ざら・ざり・(ざり)・ざる・ざれ・ざれ) 


■意味
①打消。…ない。…ぬ。
「ず」の直後に助動詞 ( 「けり」や「ぬ」、など ) がある場合は補助活用を使う ⇒ 変はらざりけり


■接続
未然形に接続


■「ず」を使った例句
かさぶたのいまだ乾か八月来る
乾かず(乾かない)

ししうどや金剛不壊の嶺のか
退かず(退かない)