156 俳句 助動詞「べし」の意味と接続



べし (べく・べく・べし・べき・べけれ・〇)   ク活用
   (べから・べかり・べし・べかる・べけれ・〇)



■意味
①〔推量〕…にちがいない。きっと…だろう。(当然)…しそうだ。
②〔意志〕(必ず)…しよう。…するつもりだ。…してやろう。
③〔可能〕…できる。…できそうだ。…できるはずだ。
④〔適当・勧誘〕…(する)のがよい。…(する)のが適当である。…(する)のがふさわしい。
⑤〔当然・義務・予定〕…するはずだ。当然…すべきだ。…しなければならない。…することになっている。
⑥〔命令〕…せよ。



■接続
ラ変の連体形、終止形に接続



■例句
一芸と言ふべし鴨の骨叩く

言ふべし(言うのがよい)