俳句の「五・七・五」には別の呼び方があって
上五(かみご)
中七(なかしち)
下五(しもご)
というように先輩たちは呼びます
覚えておかれると良いでしょう
例えば、芭蕉の俳句
閑さや岩にしみ入る蝉の声
しずかさや/いわにしみいる/せみのこえ
この句の場合
「しずかさや」 が、「上五」
「いわにしみいる」 が、「中七」
「せみのこえ」 が、「下五」
となります
皆で集まって句を発表するときなど
「下五をもう少しこうしたら?」
「上五と下五を入れ替えたら?」
などと、話をしたりします
統一した呼び方の方が、話が通じやすいため
皆さんこのように呼んでいます