021 俳句の漢字が読みにくいのは最初だけ


俳句は漢字が読みにくい、とはよく言われることで、そのために俳句に嫌気をさしてしまう人が多くいます
ただ、そのような悩みは最初の1~2年くらいまでです
2~3年と経験を重ねていけば、普通に読めるようになるものです


例えば
「猫の足よごさぬ冬の朝(あした)かな」


この、朝(あした)などは、初めての人は戸惑うと思うのですが、こういった俳句独特の読み方は、俳句をやり始めると頻繁に目にするようになりますので、2回目以降は、あぁこう読めばいいのか、とすんなり読めるはずです

1~2年俳句を続けていれば、大抵の特殊な読み方を目にするはずですので、スラスラ読めるようになっているはずです

「俳句は漢字が分かりづらい」は、最初だけの悩みですので心配する必要はないでしょう



1~2年も悠長に待っていられないという方は、とりあえず歳時記や、句集などの俳句を片っ端から読んでください
読めない漢字は飛ばして読みます
するとある所から、自分が読めない漢字の中で、頻繁に出てくるものが分かってきます
そのような漢字の読み方から覚えてゆけば効率的です

1万句に1個しか出てこない難しい漢字を、その都度調べるのではなく
1万句に100個出てくる難しい漢字(俳句で頻繁に使われる漢字)を調べた方が良いということです